ハチミツには優れた効能があり、昔から親しまれてきました。 子供の頃、やけどや口内炎、風邪をひいて喉が痛い時に使っていた記憶があります。昔は効果効能を科学的に証明して使用していたのではないと思いますが、昔からの言い伝えで使用していたものと思います。
研究が進んで科学的にもハチミツの効能は広く知られるようになっています。
1.殺菌作用
ハチミツにはビタミンが多く含まれており、治療薬として炎症を和らげる作用、傷口を殺菌する作用などがあります。 ハチミツに含まれるグルコン酸は、カテキンと同じように殺菌作用がありますので、咽の痛い時や咳が出る時などにハチミツを水で溶かしたハチミツ水でうがいをすると、喉の痛みも緩和します。
2.整腸作用
ハチミツはビフィズス菌の餌であるオリゴ糖も含んでいますので、腸を整える作用があり、便秘の改善にも効果的と言われています。ハチミツの高い殺菌効果は、腸内の悪玉菌を殺菌することで、腸内の環境を整えます。
3.二日酔いの予防
ハチミツに含まれる果糖は、肝臓内のアルコール分解を助け、血中のアルコール濃度を下げる働きがあります。またハチミツに含まれるバンテトン酸には肝臓を強くする作用もあります。
4.疲労回復と栄養補給
ハチミツはミツバチが最初から果糖とブドウ糖に分解してくれているので、食べても分解する必要がないので、すぐにエネルギーになります。短時間で体内に吸収されるのでスポーツの後の栄養補給にも最適です。
5.やけどや傷、口内炎の治療
ハチミツは古来の文献から傷薬として用いられてきました。ハチミツの強い殺菌力は外傷が化膿するのを防ぎます。また傷やただれを治す働きもあると言われています。 昔から口内炎にハチミツを塗っていました。口の中の潰瘍にハチミツがもつ抗炎症作用からくる鎮静効果があるためです。 普段からハチミツを食べていると口の中が殺菌され、口内炎にもなりにくいです。