マヌカハニーの表示の違い

マヌカハニーにはいくつかの表示方法があります。

「UMF(ユニークマヌカファクター)」、「MGO(メチルグリオキサール)」、「TA(トータルアクティビティ)」、「NPA(ノンパーオキサイドアクティビティ)」の4つが代表的です。

・UMF(Unique Manuka Factor(ユニークマヌカファクター)

 「UMFとは?」でも説明していますが、マヌカハニーだけに含まれる特殊な抗菌作用を数値化したものを表しています。マヌカハニーが消毒液であるフェノール水溶液に対して何パーセントマヌカの抗菌作用が含まれているかを表しています。10+ならフェノール水溶液10%、15+ならフェノール水溶液15%と同程度の効果が見込まれることを表しています。

*UMFの表示をするには、ニュージーランドのUMF Manuka Associationに加入する必要があり、そこで検査を受けないと表示することができません。

・MGO(Methyglyoxal(メチルグリオキサール)

 MGOはドイツのトーマスヘレン教授が、マヌカハニーの抗菌成分はメチルグリオキサールであることを発見しました。マヌカハニー1キログラムに含まれる抗菌成分を数値化したものです。

例えばMGO100なら、マヌカハニー1キログラムに100ミリグラムの抗菌成分が含まれているこを示しています。MGO300ならマヌカハニー1キログラムに300ミリグラムの抗菌成分が含まれているということです。

*MGOは、「Manuka Health New Zealandの商標登録です。

・TA(Total Activity(トータルアクティビティ)

 TAは、マヌカハニーだけに含まれる抗菌成分以外にハチミツが本来持っている抗菌成分である「過酸化水素」も加えた数値を表しています。

 例えば、マヌカハニーに含まれる抗菌成分が15+、ハチミツの抗菌成分過酸化水素が5+ならTA20となります。

*TAはの表記は、紛らわしいため現在は使用できなくなっています。

・NPA(Non-Peroxide Activity(ノンパーオキサイドアクティビティ)

 NPAは、ハチミツ本来が持っている過酸化水素以外の働きを示したもので、表記はUMFと同じです。

*NPAも現在は使用できなくなっています。

現在表記できるのは、UMFとMGだけです。

 

 

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