ハチミツの歴史

養蜂の歴史は少なくとも5000年前、古代エジプトと言われています。なぜなら紀元前2500年頃に描かれた壁画が残っているからです。第5王朝ネウセルラー王が建立した太陽神殿には、古代エジプトにおける採蜜の様子が描かれているからです。

有名なのはスペインのアラニア洞窟の壁画です。高い崖で自然の巣を採ろうとした女性が手を伸ばしたスケッチが描かれたのは約紀元前15000年頃だとされています。またエジプトの古代の墓からは紀元前1000年以前の壺に入ったハチミツが発見されています。

このように養蜂はヨーロッパを中心に広がっていったと思われます。

 

日本では蜜蜂の表現が初めてでてきたのが「日本書紀」で、養蜂に失敗した記載があり、これが日本で養蜂を試みたはじめであると通説になっています。

その後平安時代には蜜を献上したとの記録が見られるようになりますので、国内でも養蜂が行われていたと考えられます。

 

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