マヌカハニーは、ニュージーランドにしか自生しない(オーストラリアの一部でも自生しますが、ハチミツが採れるほどの量ではありません。)フトモモ科の低木マヌカから採集されたハチミツです。
元々ニュージーランドの原住民であるマオリ族からは、「癒しの木」、「復活の木」と呼ばれ、昔からマヌカの葉を傷の治療や解熱、腹痛、咳の症状の緩和薬として使用していました。
マヌカは南半球のニュージーランドの12月頃から約4週間程度しか花をつけない貴重な植物です。花をつけると山一面が真っ白に覆われ、「ホワイトマウンテン」と呼ばれる幻想的な風景になります。
マヌカの木には薬用効果があることは、マオリ族が治療薬として使用していたことからわかっていましたが、そのマヌカハチミツのみに存在する特別の「抗菌・殺菌作用」を 1982年ニュージーランドの国立ワイカト大学教授ピーター・モーラン博士が発見しました。
ほとんど全てのハチミツには殺菌作用がありますが、その中でもマヌカに含まれる「抗菌活性力」は他のハチミツと比べて光や熱の影響を受けにくこともわかりました。